腰椎捻挫・腰痛
事故直後の体は興奮状態にあり、事故から数日たって、体の興奮状態が落ち着いた時にようやく腰の痛みがあらわれることがあります。交通事故にあったら、自覚症状の有無にかかわらず、お早めにご相談下さい!
腰椎捻挫とは?
交通事故による腰椎捻挫は、むち打ちと同じくらい多くの人に発症していますが、「ただの腰痛だろう」とそのまま治療せずに放置している人も多くいます。
腰椎捻挫は、腰の部分の筋肉、関節、神経などに急激で過剰な負荷がかかることが主な原因です。腰椎に突然大きな負荷がかかることで靭帯や筋膜、関節包が損傷してしまい、その結果腰に痛みが生じているのです。
腰椎捻挫は、レントゲンやCTなどには写りにくいものです。レントゲン撮影では骨の状態はよく確認できますが、筋肉や関節内部の状態はわかりません。そのため、画像診断だけでは判断がつかない場合があります。
治療期間はどのくらい?
腰椎捻挫では一般的には3ヶ月から6ヶ月程度の期間で完治の判断か、または症状固定として後遺症となったという診断を受ける場合が多いようです。しかし、交通事故の状況は一定のものではなく、怪我や打撲の程度もそれぞれです。ですから、提示された治療期間も目安にしかなりません。
ただし、病院や医院・診療所などの医療機関と整骨院や鍼灸院を上手に併用することや、定期的にきちんと通院すること、自宅でのリハビリを心がけることなど、いくつかのポイントを守ることで回復が早まるのは間違いありません。
交通事故で腰椎捻挫(腰痛)になった時の注意点
交通事故を経験してから、「腰の部分に痛みがある」「違和感がとれない」などの不調が続く場合には腰椎捻挫の可能性があります。交通事故で腰に大きな衝撃が加わったことで腰椎に損傷が生じ、そのために腰痛が起こります。
関節包や靭帯など、軟部組織には損傷をきたしているのですが、骨の異常以外は映し出せないレントゲンやCT検査などでは確認できないので「異常なし」の所見となってしまうことが多く、治療開始が遅れてしまうこともあります。
3~6ヶ月が治療の期間として見込まれますが、個々の症状や通院状況によって異なってきます。また治療期間を過ぎても痛みやしびれが取れないといった、後遺症が残る場合もあります。
後遺症が残ってしまったら、後遺障害等級認定を受けると後遺障害慰謝料の申請手続きがとれますが、腰椎捻挫はレントゲンやCTなどの画像診断検査では写りにくいことでなかなか判断が難しく、症状の証明としては自覚症状を訴えることしかができない場合が多いので、そのようなことから腰椎捻挫での後遺障害等級認定を受けることには困難がともなうといわれています。認定を受けるためには、適正な通院回数を保ち、症状を正確に医師に伝えていくことが必要です。
当院での腰椎捻挫・腰痛施術方法
交通事故による腰椎捻挫・腰痛は、関節や靭帯など、軟部組織に損傷をきたしていることが多いのですが、骨の異常以外は映し出せないレントゲンやCT検査などでは確認できないので、病院や整形外科では「異常なし」といわれてしまうこともあります。
また、病院や整形外科では、痛み止めや湿布などの投薬と、安静をすすめられる場合が多いようですが、当院では痛みの緩和のために手技による施術を行います。
早期回復には病院への定期的な通院とともに、整骨院を併院することをお勧めします。
当院では、痛みの原因箇所を見極めることから始めます。交通事故によって骨格がゆがみ、それが腰椎捻挫の回復を妨げている場合もありますから、体全体のバランスを整えてズレた箇所の矯正や、骨の圧迫の修正によって体の負担を少なくしていきます。整体やストレッチなどで筋肉の緊張をほぐし、緩めることで血流の改善を促します。
おうちでのリハビリ指導も行います。
事故後できるだけ早く、正しい施術を受けないと、場合によっては後遺症として、痛みがいつまでも残ってしまうことがあります。
当院では、お一人お一人のお体の状態に見合った施術を行うことで、痛みの軽減と早期回復を図っています。
腰椎捻挫は不安や心配などのストレスでも痛みが増すこともありますから、抱えておられる不安を少しでも軽減できるよう、お手伝いさせていただきます。お悩みはなんでもご相談ください。